介護福祉学科

介護実習

介護実習は、介護の専門職である介護福祉士になるための基本的な介護福祉観や介護技術を実践的に身につける学習です。本学の介護実習は、段階に応じて確実に学生の力をグレードアップさせるシステムにより、介護福祉の理論と実践が結びつきます。また実習指導や実習サポート体制はきめ細やかで、社会人としての基本的な態度と介護に向かう心構え、自分の行動や考えを具体的に表現するための指導、実習中の夜間記録指導など、いつでも教員に相談できる体制を整えています。

介護実習

実習の流れ

実習の流れ

実習を終えて

「利用者に安心していただける支援」が学べた2年間の実習

高橋ゆきの

私は実習を通し、「利用者の方に安心して頂けるような支援」と「疑問をもつことの大切さ」を学びました。支援者が自分の支援に対して不安を抱いていると、それが利用者にも伝わり、利用者自身も不安になってしまいます。また、「なぜ、この利用者はこういった言動・行動をされるのか?」ということを考えた上で支援することで、支援者主体ではなく、利用者主体の支援ができるのではないかと思います。実習での学びを忘れず、介護現場での実践に生かしていきたいと思います。

高橋ゆきの

丁寧な実習サポート!

実習前:介護総合演習と実習直前指導

「実習のてびき」をもとに、具体的な事例を挙げながら実習の進め方についてイメージが持てるようにし、実習に必要な知識や態度を身につける事前学習が「介護総合演習」です。
実習記録の書き方や介護実習計画の立案、目標の設定、ミーティングの進め方など、それぞれの実習段階に応じた内容を演習形式で学びます。

実習中:教員の巡回指導による個別での相談体制の確立

実習先の施設が決まってから実習の終了まで、一人の教員が一人の学生を担当しサポートします。
実習計画が予定通り進んでいるか、実習記録に内容が具体的に記入されているかなどを確認し、学習がスムーズになるようアドバイスを行います。実習施設と実習生を結びつけながら、実習中の悩みや不安が解消できるようサポートします。

実習後:介護実習の総仕上げ 実習報告会

実習終了後は学生一人ひとりが実習での学びを振り返り、レポートにまとめて報告する「実習報告会」を開催しています。“自分の体験がどのような意味を持っているのか?”“どのような介護を行うことが利用者にとって必要なのか?”など、それぞれの体験を交流し、テーマを絞って議論することでより一層学びが深くなります。